「本物の家を建てたいと思うなら、こういう工務店でなければ・・・」そう思い、お願いをしました。 初めての打ち合わせの時、どうやって那須倶楽部を見つけたのか聞かれました。それは「何で知ったのか」ではなく「どうやって見つけてくれたのか」というようなニュアンスでした。その質問に少し驚いたのは、私はネットで検索したところ割とすぐに那須倶楽部さんを見つけられたからです。それも、このサイトの写真を見て決めました。代表である河野さんから「よく見つけてくれました」「こういうものもご縁なので」というようなことを言われ(その時は分からなかったのですが)後々妙に腑に落ちたのを覚えています。きっとご縁のある方がここにたどり着くのだなと・・・。当時は家族からも「こんなにセンスのいい工務店!良く見つけたね!」と言われたものです。 初めから今までもずっと思うのですが、本物の家ってこういう家だなぁと、つくづく思うのです。 ふんだんに木が使われていて、生命力と家の呼吸を感じます。我が家は薪ストーブをつけたのですが、その周りに栃木名産の大谷石を敷きつめてもらったので、自然的要素と郷土的な魅力を感じられます。LEDライトを最小限にフィラメントをメインの照明にしてくださったため、火の明かりのような温かさと安心感を与えてくれます。窓を大きく取り植栽のあるお庭を3つ設けたことで、外(自然)との隔たりが少なく時間の移ろいや季節の移ろいを感じられます。家族のプライベート空間を保ちながら、お互いのほど良い気配を感じられます。住んでいく中でお家の節々にセンスが感じられて作り手の愛が見えます。家が生きているのです。 これら全て、那須倶楽部さんに頼まなければ出てこなかった案だと思っています。 スイッチやコンセントなどの細部にまでこだわりが感じられ、ある種芸術的センスへの本気を感じます。 また、我が家は目の前にお店があり大きな道路も近くにありますが別荘地のように静かです。建築前に河野さんから「別荘地かと思うくらい静かになりますからね」と言われたのをいつも思い出します。窓を開けると、鳥や虫の声、風の通る音に癒されます。 本当はもっと自然の中で住むことが私の理想でした。しかし実際の生活や仕事、体力や利便性を考えて路線変更をするしかなかったのですが、このお家は家の中も立地的にも自然的な魅力と利便性が丁度よくバランスが取られていて、これで良かったなと思うのです。と言うより、これで良かったと思わせてくれるようなお家に感謝しています。家族全員、大変満足しています。 余談ですが、業者さんや代行屋さんなどから「このような素敵な家を見れて光栄です」「この家は何ですか!すごい家ですね!」と毎回驚かれます。もう慣れっこになってしまったのですが、我が家が褒められて鼻が高くなった気分です。那須倶楽部さんという那須で別荘なども作っている工務店さんなのですよ、と言うと皆納得されますが、 私もこのような「心を動かされる美しい家」はあまり見ないと思うのです。続きを読む